コミュニケーション

ずっと仲良しでいたいなら 「怒られない人」を目指そう

ずっと仲良しでいたいなら
「怒られない人」を目指そう

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「大好きな彼と
ずっと一緒にいたい!」

――恋人がいる人は
きっとそう思っているはずです。

努力家のあなたは、
彼氏ともっとラブラブになるために、

「今よりもっと好かれよう」
として、精いっぱい頑張って、
彼を飽きさせないように、
あの手この手で
喜ばせようとするかもしれません。

しかし、その
「もっと好かれるための努力」は、
付き合い始めにありがちな
勘違いかもしれません。

なぜなら、彼に
「もっと好かれる」よりも、

「彼を怒らせない」ような態度や
会話を見極めることこそが、

一緒にいたい相手であり、
ずっと仲良しでいられる
相手になる必須条件だからです。

それについて詳しくお話しします!

 

 

1. 「好かれる」よりも
「怒らせない」
努力が大事な理由って?

まず、
あなたと彼はすでに恋人同士。
……ということは、

お互いのことを
「プラス」に評価しているのは
間違いないですよね。

すでに「プラス」の状態なのに
「今よりもっともっと
彼に好かれたい!」

と思う女性は少なくありません。

そうすると、

「こんなことを
してみたらどうだろう?」

「これを言ったら、
彼は驚くかな!」

と、良かれと思って
いろいろなチャレンジを
始めたりするかもしれません。

しかし、
実はそこに落とし穴があるんです。
なぜなら、人には、

このことは、言われたくない

この部分はプライドがある

触れないほうがいい

――そんなアンタッチャブルな
逆鱗ポイントがあるものです。

たとえば、
家族、年収、身長などでしょうか。

それを知らずに、
場を盛り上げようとして
冗談っぽく言ってしまったことが
原因で相手を本気で
怒らせてしまった、
という経験はありませんか?

自分は軽い気持ちで、
相手を笑わせようと
したつもりでも、
逆鱗に触れてしまったら
それだけで、
100年1000年の恋も冷め、
別れを切り出されてしまう
可能性があります。

実際に私が受けた恋愛相談でも、

私は怒らせるつもり
じゃなかったのに、
言ってはいけないことを
言っちゃったみたいで。
彼から別れようと
言われてしまいました……

というパターンは
とても多いんです。

「これだけは言われたくない」

「ここまではいいけど、
これ以上はダメ」という、
相手の超えては
いけないポイント

をどれだけ探ることが
できるかが、
長く付き合っていく上で
重要なポイントになります。

ちなみに、この
「逆鱗ポイント」は、
話の内容だけでなく、

言い方や誰が言ったかなどにも
変わってきます。

「バカにするような
言い方だった!」

と怒り出す人もいますし、

「自分で言えば笑い話だけど、
他人に指摘されたくない」……と
いうこともあります。

親や兄弟の話などは
特にそうですよね。

 

 

2. 逆鱗ポイントは、
人によって違うのがあたりまえ

しかし「逆鱗ポイント」は
人それぞれで違います。

つまり、あなたが大丈夫なことでも
相手は嫌がっているかもしれないし、

あなたが嫌なことでも
相手は嫌なことだと思って
いないかもしれません。

カップルの場合、
女性や男性をひとくくりに
考えがちなのも注意が必要です。

「元カレの時はこうだったから、
オトコってこういうのが好きだよね!」

などと、元カレが喜んでいた
ことをしたら
今のカレも喜んでくれる……と
考える人も多いですが、

それはそうとも限りませんし、
むしろ逆鱗ポイントになる
可能性だってあります。

ましてや、
逆鱗ポイントの違いで、

「今の彼は、前の彼に比べて
“器”が小さい!」

などと決めつけるのも
よくありません。

喜ぶポイント
嫌がるポイント
人によって違うということを
忘れないようにしてくださいね。

こういうことで
彼は嫌な気分になるんだ、
ということがわかったら

それをなるべく早く集めて、
ストックしていきましょう。

 

 

3. 相手の逆鱗ポイントを
知る方法は「喧嘩」!? 

では、
相手の逆鱗ポイントを
知るにはどうしたら
いいのでしょうか?
それは、
つきあいはじめの
ラブラブな時期に
どれだけ喧嘩をしておくかが
ポイントなのです。

 

ラブラブの時期であれば、
喧嘩をしても

「しょうがないなぁ!」

「ごめんね!」

とすぐ仲直りができますが、
二人の関係が
マンネリしてきた時期の
喧嘩は致命傷に
なりかねません。

喧嘩をした時
どうやったら仲直りができるのか、
相手の怒る
ポイントはどこにあるのか、
「ボーダーライン」
をなるべく早めに

つかんでおきましょう。

 

 

4. 接客の極意にも通じる
「怒られない」ポイント

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今回のコラムは、
私が若いころに
経験した接客の極意
もとにしています。

接客業を始めたばかりの新人の頃、
お客様に好かれようと
一生懸命頑張って、
場を盛り上げようとしたのに、
お客様の逆鱗に
触れてしまったり、
失敗ばかりしていた
ことがありました。

そんな私の姿を見たお店のママは、
「相手に好かれることも
大切だけど、
怒らせないことは
もっと大切なのよ」

とアドバイスをしてくれたのです。

今までどんな努力をし、
好かれよう好かれようと
努力したとしても、

相手の逆鱗に触れてしまえば、
今までの信頼関係が
すべて壊れてしまう可能性もある。

それが大好きな彼だったら、

お客様よりも近い存在で、
たった一人の存在です。

決して失敗したくはないですよね。
恋愛というのは
つきあってからが本番です。

いかに二人の関係を
長く持たせることができるか、

いかに幸せなラストを
迎えることができるか。
それには相手に好かれる
努力よりも、
相手を怒らせない
ポイントを知っていることが
とても大事なんです。

ぜひ参考にしてみてくださいね。