コミュニケーション

いっぱい失敗しよう・失敗してもあなたの魅力は変わらないむしろ輝く

 

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私は講演や社員研修で、コミュニケーションについて、いろいろなことをお話しさせていただきますが、

 

大切なのは【成長を焦らないこと】です。

 

なぜかというと、コミュニケーションは失敗しやすい。むしろ失敗すると思った方がいい。失敗するものなんです。

 

 

コミュニケーションは数学や国語の漢字書き取りなどのペーパーテストとは違います。

ペーパーテストは一生懸命学んで正しい答を書けば正解して点数がもらえる。

でもコミュニケーションは、一生懸命学んで実践しても、思ったとおりの反応が返ってくるとは限らない。

むしろ「一生懸命やったのに、なんかうまくいかないのかな?」ということの方が多いのです。

それはなぜか。

 

コミュニケーションはスポーツと同じなんです。

 

 

例えば野球部に入るとき、同じ友達のAくんが「僕も野球やりたい!野球うまくなりたい!」と一緒に入部したとしましょう。

でも、Aくんが、1回も部活に来ないで、

本屋さんで買ってきた「野球がうまくなる本」とか「野球必勝本」とか、プロ野球選手の自叙伝とかを読んで、一回も部活に来なかったら、その人は野球がうまくなるでしょうか?

 

ならないよね。スポーツで例えると「そりゃそうだ。当たり前じゃん」と思いますよね。

コミュニケーションも一緒です。

「コミュニケーションがうまくなる本」「コミュニケーション必勝本」を読むと、ちょっと学んだ気になるけれど、それで人間関係がうまくいくようになるのはちょっと難しい。

 

どうしたらいいかというと、スポーツと一緒で、練習していかないといけないのね。

野球がうまくなりたいのだったら、毎日ちゃんと一生懸命部活に出て、泥だらけになりながら、失敗を繰り返しながら練習する。

ちょっとうまくなったなと思ったら、ほかの学校と練習試合するよね。

それでも失敗して負けちゃうことはある。それでも、どうしたらいいだろうなと、またみんなで練習して練習して、ちょっとずつ成長していくじゃない。

筋肉痛になりながら、マメを作りながら、もがき苦しみながら成長していくじゃない。

 

その姿が美しいから、甲子園は美しいし、多くの人に応援されて愛されているのでしょう?

 

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コミュニケーションも同じです。

コミュニケーションがうまくなりたいな。人間関係が楽になりたいな、人に愛される人や魅力的な人になりたいな、と思ったら、

いっぱい挑戦するしていっぱい失敗することが大切です。

 

だから失敗を恐れずに、どんどんトライしてほしい。

失敗するものなんだと思ってトライしてほしいんです。

失敗は怖いものではありません。

 

いっぱい失敗した方がいいんです。

失敗した人は、優しくなれるからです。順風満帆で全く失敗しないまま来た人は、後輩ができたとき、自分の子どもができたとき、失敗した相手に優しくなれないのです。

「そんなこと、俺はできたよ」「そんなことぐらい、俺は頑張らないでもできたのに」「それくらい、できて普通できるでしょう?」と、「普通」の物差しを自分基準で決めて、「それくらいできるだろう」と責めてしまう。

 

でも、いっぱい失敗してきた人は、「そうだよね。最初はそこでつまずくんだよね。俺もそうだったよ。でも、そういうときにはこうしたらいいよ」と言える。

そこで声を掛けるべきなのか、見守るべきなのかも考えられる。

いろいろなことを経験してきたからこそ、相手にも助言できるようになる。

自分がいっぱい失敗したからこそ、相手に優しくなれる。

相手に心を傾けられるようになる。それがとても大切ではないかなと思います。

 

 

 

 私もいっぱい失敗してきました。私は10代でお店を任されてママになったの。

でも1年足らずでお店はつぶれちゃいました。借金も抱えました。

それでもまだ頑張りたいなと思って、また修業して修業して、21歳の時にもう1回お店を出しました。でも、またダメでした。

時代の流れで大不況になっちゃって、その上自分も天狗になっちゃったのね。

私はこれだけ修行して失敗しても頑張ってきたんだから、と天狗になってスタッフに優しい声をかけられませんでした。そして失敗しちゃって、人がどんどん離れていきました。

 お客様を喜ばせたい一心で、お客様とのコミュニケーションはできたのだけれども、仲間や彼氏、友達はどんどんいなくなっちゃって、本当に一人ぼっちになっちゃった。電話も誰も出てくれない。ストレスで半年間、顔が右半分麻痺したこともしました。

 

コミュニケーションを教えている私ですが、実はコミュニケーションが苦手だったんです。失敗だらけでした。

 

人間関係が苦手で、人と仲良くすることが苦手だったのね。

それで、なんでだろうと考えて、また愛されるようになりたいな、友だちが欲しいなと、一生懸命考えた。

コミュニケーションとか人間関係のことを、学んで、研修して、実践しながらいっぱい失敗して、一生懸命取り組んできました。

だから、今こういうふうにコミュニケーションの講師として人に伝えられるようになったんじゃないかな、

同じようにコミュニケーションに悩んでいる人たちに、すこしは心を寄り添わせられるようになったのではないかな、と思います。

 

 

 だから今思えば、あの時の失敗が宝物です。

ああいう経験をしてズタボロになって、一人ぼっちになって何もできなくなった。

お店を潰して大きな借金も抱えたし、その他に1700万円ぐらいかけた体の手術も、いっぱい失敗した。胸だけで6回手術してますからね。 ※基本的には1回の手術で生涯安定した豊胸手術ができます、ご安心下さい。

 

そういう失敗があったから、ちょっとは優しい人になれたんじゃないかなと思えます。

みんなも、これからいっぱい失敗すると思う。

 

いろいろなことで挑戦するたびに失敗しちゃうかもしれない。でも失敗を重ねても大丈夫だから、

いっぱい失敗していただきたいなと思います。

【失敗してもあなたの魅力は変わらない、むしろ輝く】と覚えておいてください。