一般社団法人JCMA 代表理事
コミュニケーション講師
話し方の学校 副学長
ジェンダーキャリアデザイン主任研究員
NPO法人 日本家族問題相談連盟認定カウンセラー
日本行動医療科学会 所属
元男性でありながら、女性として【中学時代の同級生と結婚】をして幸せを手にいれる。
10代から水商売・ショービジネスの経営にも携わり、結婚を期に水商売を卒業し、
現在はコミュニケーション講師として活躍する。
日本全国の企業に呼ばれ、数多くの社員研修にて
「男性社員と女性社員がモメない男女間コミュニケーション術」や
「スタッフの魅力を輝かせる方法」を伝えている。
また、筑波大学や早稲田大学を始めとする、数々の有名大学でも教鞭をとる。
毎年多くの生徒から人気を集め、「また来年も聞きたい講義No.1」に選ばれる。
教科書ではなくリアルな現場から学んだコミュニケーションノウハウ、伝え方のマインドを伝えている。
NHK・Eテレの教育番組「Rの法則」や、日テレ「解決ナイナイアンサー」など、数多くのメディアに出演し、
男女、年齢、職業問わず、数多くのクライアントの相談に応えている。
心屋仁之助 様 性格リフォーム心理カウンセラー
現実を受け容れながらゆっくりと幸せになって行く。
そう決めるだけでいい。
男+α の「彼女」が、自分の心に忠実に生きる姿に
勇気をもらいました。
鈴木健之 様 目白大学短期大学部 ビジネス社会学科 教授
今では私の教育と研究の重要なパートナー。
奈々さんはいつもまっすぐ、そして、真っ正直。
授業では、コミュニケーション、ジェンダー、セクシュアリティについてお話ししてもらっていますが、学生たちに、そして私に何よりもストレートに伝わるのは、
<奈々という生き方>なのです。
本著では、真っ正直にまっすぐに、ご自身、お仕事、ご家族のことが語られています。ありのままの奈々さんがここに書かれています。
三石由起子 様 作家・三石メソード(生涯学習個人塾)代表
吉井奈々は頭の良い「女」である。人の頭の良さは、柔軟性と向上心に尽きると私は思っている。吉井奈々は、人が限界を越えるような思いを何度もして来たが、その度に解決の方法を前向きに楽しみながら見出して来た。これは並の能力ではない。悩みを先送りにせず、可能性の限度を設定しないで生きて来た。それに対して、神が微笑んだのであろうと思う。
懐かしく、側に寄りたいような人柄は、彼女の許容範囲の広さであり、それは向学心と好奇心の賜物なのである。書物の中だけであっても、吉井奈々に触れることのできる人は幸せである。
西沢モト 様 ㈲東京MSSエンターテイメント代表
~ナナのドレスコードは自然体!~
こんなにも自分自身を赤裸々に正直にさらけ出して感動を与えた本は初めてだ!!
誰も知りたいけど知りえない禁断の扉を開けて、その表と裏を手にとるように教えてくれる内容に引き込まれていく魅惑の一冊。
また、ナナさんのお母様の一言に涙があふれ出て、文字が見えなくなってしまいました。
「カミングアウト」と「カミングイン」の言葉の奥深さに新たな感動が…
時代を超え、今!世の中に希薄になった”家族愛”を思い起こさせてくれました。
ナナさん(ウサギちゃん)、ありがとう
ソウルメイト 西沢モト
山田ゴメス 様 ライター&イラストレーター
この本一冊で吉井奈々のすべてがわかる!……とは、あえて言いません。
むしろ「このヒト、ほじくればほじくるほど、もっといろんなことが出てきそうだな」といった、そんな彼女のポテンシャルの高さと、のびしろの果てしなさが真摯に伝わってくる一冊、といったところでしょうか?
とりあえず、僕はここで”オネエの世界”の細かなカテゴライズやスラングや掟から、男に生まれた”女性”が、普通の男性と普通に結婚するまでの過程・環境・法律・苦悩……について、じっくり学ぶことができました。
おかげさまで飲みの席や合コンなんかでも話題には事欠きません。
飯野晴子 様 PRプロデューサー
美しい奈々ちゃんに初めて会ったのは、テレビ番組の収録。
レギュラー相談員が20人程いる出演者控室。
すらっと背が高く品が良いメークの女性が、私に向かい真っすぐ歩いてきました。
「飯野ママ、吉井奈々です、よろしくお願いします」と笑顔一杯で挨拶してくれたのです。この瞬間、私は年甲斐もなく吉井奈々ちゃんの魅力に、目の前にすくっと立つ美しい男子の、いえ女子の魅力に完全にノックダウンされてしまいました。
シニアの私に堂々と対せる若い「吉井奈々」さんの経てきた人生がひしひしと伝わり、小さい障害を持つ私には、この美しい女性の過去の辛い部分が十分理解出来ました。
両性を生きる類まれなる奈々ちゃんの人生、是非ご一読下さいませ。
桜井瑞穂 様 ニューハーフショー新宿GUPPYチーママ
吉井奈々とは、幾多の困難を乗り越えてきた人である。
男として生まれたにもかかわらず自分の性に正直に生きる為に女の姿となり、性適合手術を終え、更には戸籍変更を済ませ結婚までしている。
同じ夜の蝶である私たちにとって憧れの夢を現実にしたのだ。
漠然とした夢を現実にすることがいかに困難か。
それと同時に若い子たちにどれだけ希望を持たせたか。
私は、主婦オネェとしてタレント業までこなす彼女を時に1ファンとして、そして何より仲間として応援せずにはいられない。
そんな思いの中、今夜も私は夜のネオンに溶け込んでいく。
いつか私も・・・という淡い願いと共に・・・。
芳麗 様 コラムニスト
今どき、美人なだけでも、賢いだけでも生き残れない!
ましてや、幸せになれないのは、女子もニューハーフも同じこと。
奈々さんは一大スペクタクルな半生をかけて、
自分という原石を全力で磨き続けてきた、プロフェッショナルな女です。
話芸、可愛さ、豊富な知識、気遣い……。
その芸と魅力は数多あるけれど、基本は後天的なもの。
最たる才能は、生きることに切実な健気さと勇敢さなのだと思います。
だから、人を感動させたり、引きつけたりするのかなぁと。
恋愛も人生も経験することを怖がって、なかなか動けずにいる人たちには、
とりわけ読んで欲しい一冊。
読後、「素晴らしい! 私も大海原で冒険しよう!」と、
一流アスリートの試合を観た後のように心洗われながらも、
つい家でぼんやりしてしまう怠惰でインドアな私ですが……(だからこそ!)心より推薦します。
村上裕 様 全心連公認プロフェッショナル心理カウンセラー ゲイの心理カウンセラー
「彼」として産まれた彼女が、彼女に戻り、彼女として生き、そして「吉井奈々」という人間に成った、その軌跡。
それが、この本です。
顔と顔を合わせて会話するときのような明朗快活さでつづられる文章の中に、
そっと滲む心の痛みの匂い。
あっけらかんと語られる、壮絶な身体の痛みの記録。
ぜひ、彼女の人生に触れてください。
それはきっと、あなたの人生にとっての「新しい色あい」となるに違いないから。
ロア健治 様 御主人様専用奇才楽団Virgilヴォーカリスト
小学校の時に初めて人を殴った。それはハーフだから虐められていた私の産まれて初めての覚悟だった。
そんなハーフという肩書きが現代では「かっこいい」などの響きに変わる。
そんな私が大人になり、親友の紹介でなければ確実に口説いていたであろう美女と出会う。それが奈々。
彼女はニューハーフとして「美しい」という肩書きを背負っていた。
子供の頃の覚悟、大人になってからの覚悟。価値は変わらない。
みんな懸命に環境や境遇に順応したり逆らったりして生きている。
現在「美しい奈々」として生きている彼女の本当に美しい部分。泥臭い部分。全てが「覚悟」の表れ。
誰もが踏み出せない最初の一歩を踏み出す「覚悟」を持つ勇気を、生き方を、奈々の言葉が教えてくれます。
中西祐二 様 スタジオミュージシャン・ドラマー
吉井奈々という人。
出会った時は男の子でした。
それからお互い「腐れ縁」と呼び合うようになって十年以上。
「男の子」から「女性」「主婦」になるまでずっと見続けてきました。
その間、人知れぬ努力や苦労があった事を、俺はある意味誰よりも知っているのかもしれない。
一人で悩んだり、誰かに相談したりしても良い解決策が見つからないとき、奈々に相談するとすぐに良いアドバイスをくれる。
今では俺の個人的カウンセラーなのかも。
この本にはそんな奈々の人柄もよく出ているし、悩んでいる「何か」の答えが見つかるかもしれない。
昔、一緒に行った海外旅行の入国審査で「パスポートの表記が男性なのに、なぜ化粧をしているのか?」と足止めを食らったとき、
「I am OKAMAよ!」と叫び、パスポートの番号のアルファベットの「TG」を見つけた奈々は、「これよ~TG!トランスジェンダーよ!」と言ったらすんなり入国できた事がある。
その時は本人も俺も笑った話なのだが、自信を持って大声で自分の事を「トランスジェンダー」と言えた奈々がものすごくカッコいいなと思う。
(ちなみにパスポート番号の『TG』はその略ではないに決まっているのだがw。)
色々あって俺自身、音楽から遠ざかっていた時、沢山相談にものってくれました。
本当に支えてもらいました。
あの時、奈々がいなかったら、もしかしたらもう音楽の世界にはいなかったかも…と言っても大げさではない程です。
昔も今も、お互い怒鳴りちらす程喧嘩する時もあります。
それだけ、俺の中では本音でものが言えて、本当の自分でいられる相手です。
俺の親も奈々の事をテレビで見て応援しています。「奈々ちゃん出てたよー」なんて会話がたまに帰る実家では繰り広げられます。
奈々のような人がもっと世に出て活躍してくれれば、セクシャリティーに対する差別や偏見がなくなるのではないかと期待しています。
人は皆平等で、人を愛する権利があるのだから。
対異性だろうが同性間だろうが、人を愛する事は罪ではないのだから。
そんな事を俺に教えてくれた奈々は、自慢の親友です。
俺も奈々みたいに自分らしく生きれる人間になりたいです!!
よしひろまさみち 様 編集/ライター
多くのセクシュアル・マイノリティの人達は、ストレートの人同様に恋愛に貪欲だけど、そのゴールは見えません。
それは社会の問題、偏見の問題。
世界中でその流れが変わり始めた「同性婚」元年の2013年、
あたしは吉井さんに初めてお会いしました。
男に生まれ、女になって、結婚もできちゃった吉井さんは、「同性婚」元年の日本代表ミューズでしょう。
堅実に、謙虚に、ときに辛辣に
こんなに美しく、こんなに正直に、こんなにも楽しく生きている吉井さんには感服ですわ。
吉井さんの経験談は、恋に、人生に悩んでいる人達の一助になると思います。