「夫と出かけても楽しくありません。買い物に行っても、夫は物欲もなければ、私の買い物にも興味がなく。行きたいところや食べたいものを聞いても「何でもいい」と言います。お茶をしても飲み終わったらすぐに立ち去り、会話を楽しめません。どうしたらいいですか?」
「何でもいい」という言葉をポジティブに受け取ってみて
まず、ゆみりんさんは、自分が行きたいところや食べたいものをご主人に伝えているのかな? きちんと伝えた上で、あなたが行きたいところへご主人と行けてるのならいいと思うの。でも、あなたの方から「ここに行きたい」という提案がないのに、ご主人の「何でもいい」に対してイラっとするのはちょっと違うかな。
たとえば、「今日の夕飯何がいい?」って聞いたら、大抵の旦那さんは「何でもいい」と答えるわよ(笑)。いちいち「“おまえが作ってくれたものだったら”何でもいいよ」「“おまえが食べたいものだったら”何でもいいよ」なんて言わないの。つまり世の夫は、“ ”の部分を省略して「何でもいい」と言っているのよ。
それと同じで、ご主人の行きたいところや食べたいものに対しての「何でもいい」は、きっと「“おまえが行きたいところへ行けば笑顔になってくれるだろうから、オレの意見は”何でもいい」ってことなのよ! ポジティブに考えるとご主人の「何でもいい」もイヤじゃなくなってこない?
プレゼン上手になって、行き先はご主人に選んでもらおう
私の場合、行きたいところがあると夫にプレゼンをするの。「(1)本当に行きたいところ」「(2)それよりもちょっとつまんなそうなところ」「(3)それよりもちょっと高そうなところ」みたいに3つくらい選択肢を出して、夫に選んでもらう。
たとえば、(1)新しくできたオシャレカフェ、(2)チェーン店系のカフェ、(3)ホテルのロビーラウンジとかね。そうしたら、結果的に2人で選んだことになるじゃない。一応、決定権は夫ということで男としてのプライドも守られるし、いい気分にもなってもらえるし。我ながらこれはいい方法だと思うわ。あとは、あなたが(1)を選ばせるようにプレゼン上手になってね(笑)。お茶をしても飲み終わったらすぐに立ち去り、会話を楽しめません…って、そんなご夫婦は多いんじゃないかな。食事やお茶をしながら会話して、食べ終わったり飲み終わったら、じゃあ行こうかってなるわよ。基本、男の人って用が済んだのにそこにずっといるっていうの苦手だから。もしお茶の後にゆっくりと会話をしたいのなら、それは女友達とやったらいいと思うわ。そのほうが楽しいし♪
あと、歩きながらのほうが会話しやすいっていうのもあるわね。もしご主人との会話を求めるのなら、お店を出た後にちょっと遠回りして歩いてみたらどうかしら。正面に向き合って座るお茶の時間よりも、並んで歩く散歩の方が景色も変わるし話も弾みやすいと思うわ。
ご主人に女子的な会話を求めてはダメよ。「このブーツのこのリボンのとこ、かわいくない?」「このパンケーキ超おいしいね。スタッフの制服も超かわいい~♪」とか。そういうものに男の人は全く興味ないから。共感を得たいなら、買い物やお茶は気の合う女友達と行くことをオススメするわ。
行き先はプレゼンで決めて、夫には女友達と同じような付き合いを求めない! これが夫婦円満のレシピよ♪