ペス山ポピーさんの【実録 泣くまでボコられてはじめて恋に落ちました。】
自分で自分を理解できない孤独感、自分の欲望への偏見や自分の存在価値への不安、
一般的ではない、【普通】という要素がゼロのこの作品ですが、2巻の最終話まで読んでほしい。
私は涙が止まらなかった。
1巻を読むだけでは、
え?こういう系は読みたくないな。と思う人も居ると思うの。
でもそう思いながらも止まらない、引き込まれるこの世界観。大丈夫、2巻のラストにはこの作品に出会えて良かったと思えると思うから。
あ、でも無理して読まないでね。
とても人を選ぶ作品だと思うので。
性同一性とか、マゾとか、ドMとか変態とか、そういう浅いところの話ではありません。
程度の差こそあれ、誰しもが抱えている心の闇。
誰にも言えない心のモヤモヤ、コレを自分で認めたら一般社会で生きていけないという恐怖心。
自分の心のパンドラの箱。。。
私は、この作品に出会えて良かった。