「はじめまして」の会話で、
好感をもってもらえる話し方
「気になる人と今日はじめて話ができそう…
このチャンスを絶対にモノにしたい!!」
そんな時、あなたなら相手とどんな会話をしますか?
初めて話をするときの対応を間違えてしまうと
“地雷女”になってしまう可能性があります。
今回は自分のことを知らない相手、
初対面の相手に好感を持ってもらえる会話方法をお伝えしていきます。
売込みは禁止!
「仲良くなりたい!」と思っていた人と、
話ができるチャンス到来!
そんなときには焦って勢い任せに
「私〇〇って言います!趣味は〇〇です!
将来の夢は〇〇で、座右の銘は・・・」
と、
相手に自分のことを色々知って欲しくて、
自分アピールのマシンガントークをしたくなってしまいますよね。
でもね、これ実は危険なんです!
相手に「え、何??」
とビックリされてしまい、
ここでまず壁ができてしまいます。
相手はあなたのことを知りません。
知らない相手から、
まるでどこかの本にのっていた自己紹介マシンガントークをされたら
「これって、誰にでも同じことを言ってるんじゃないの?」と思われてしまいます。
はじめましての相手と仲良くなりたいと思ったら、
まずは自分の売込みにブレーキをかけましょう。
大切なのは「相手に心を傾けること」
それではどのような対応をしていけばいいのでしょうか。
それはまず「相手に心を傾けること」からはじめることです。
どういうことかというと、
自分の事を知って欲しい!
という
【自分】に向けていた矢印を
【相手】に向けて欲しいのです。
「自分を知って!」ではなく
「あなたに興味があります」ということね。
人は、
恋愛していようが誰と結婚しようが、
結局は【自分】のことに一番興味をもっています。
つまり【自分に興味を持ってくれる相手】に好感を持ち、
感情が動き、心が動くんです。
まずは自分のことを色々知ってもらおうと頑張るのではなく、
相手に興味を持つこと、相手を知ることからはじめてみましょう。
相手との共通点をさがす
相手に興味を持つと、見た目だけではなく、
他の様々な様子が見えてきます。
そしたら、
相手と自分との共通点をさがしてみましょう。
人は自分との共通点が多い相手ほど、
仲良くなるというルールがあります。
たとえば、同じ年代、同じ家族構成、
同じ学校出身、同じ仕事、同じスポーツが好き、
趣味やファッションなど…
そういう共通点が多ければ多いほど、相手に親近感を覚えていきます。
小さい共通点の積み重ねが相手には
「この人と居るとなんだか居心地がいいな…」とか
「なんだか馬が合うな」という感情を生み出していきますからね。
相手の「こだわりポイント」をさがす
共通点の次には、
相手の【こだわりポイント】を探してそこを会話の種にしましょう。
相手のこだわりポイントとは、
「自分で選んだもの」のことです。
つまり【持って生まれた】ではないポイントなんです。
たとえば顔がいいとか、スタイルがいいとか、
これらは【生まれつき備わっている】ものですよね。
この部分を褒められても、
相手はそこまで嬉しいとは思いませんし、
会話で盛り上がりにくいんです。
「すごく美人だよね」と言われても
「いやいや、そんなことないよ〜」
というように、
その会話の種を受け取らずに終わってしまいがちです。
そうではなく
「自分が選んだもの」を褒めるようにしてください。
たとえば彼が身に着けているもの。
なんとなく今日着てきた服だったり、
いつも持っている財布かもしれないけれど、
買う時には数ある中から彼が自分自身で選択して
選びだして購入したものですよね。
その部分を褒めて会話の種にすることで、
なぜこれを買ったのか、どこが気に入ったのか、
などなど相手は話しやすい会話をスタートできます。
そして「俺のことを良く見てくれているな〜」
と思うようになります。
この会話の種は、【相手のパーソナルな部分に入りすぎない】ので話しやすく、
なおかつ共感ポイントになるので、
はじめて話をする時の会話にはピッタリです。
自分のアピールをせずに、
相手に興味をもって、
相手のこだわりポイントをさがして相手を褒めるような会話をする…。
なんだかすごく遠回りをしているような気がして
「早く私のことを知って欲しいのに!!」
というジレンマに襲われたり、
気持ちがもやもやしてしまうかもしれませんが、
その気持ちをグッと抑えて相手に興味を持って接することが、
相手から好感を持たれる一番の近道になるんです。
相手に興味をもち、
相手の心のバリアが外れてからではないと、
どれだけあなたが頑張って自分アピールをしても、
あなたの魅力は相手には伝わりません。
あなたの魅力は少しずつ相手に伝えていけばいいんです。
むしろ、
【相手に心を傾けることができる】ということは、
それだけでとても魅力的なことなんですよ。