年齢の離れた人との雑談の作り方
私のところに
「接客業なのですが、何を話していいのかわからない…」
とか
「デート中の雑談が苦手で間がもたない…」
という相談がよくきます。
まだ相手のことをあまり知らない時、
逆にもうお互いのことを知りすぎてしまった時、
話すネタが無くなってしまった…
ということってよくありますよね。
それとは逆に、
会話を盛り上げようとして相手のことを色々聞き出していたら、
なんだか不穏な空気になってしまった…
そんな経験がある人もいるのでは。
お互いが楽しい会話をするにはポイントがあります。
誰でも簡単に相手とたのしい会話ができる方法と
やってはいけないNGな会話をお伝えしますね。
ついついやりがちな「お互いが疲れる会話」
知り合ってすぐの時はやりがちだと思いますが、
「何のお仕事をしているんですか?」とか
「趣味は何ですか?」とか、
「休日はなにをしてすごしているんですか?」とか、
【相手のことをもっとよく知りたい】という気持ちから、
相手のプライベートな話を
根掘り葉掘り聞くような会話をしてしまいがちですよね。
でもこの会話、
【なんだかプライベートの話ばかり聞かれて疲れる…】
という感情にお互い陥ってしまいがちなのです。
お互いのプライベートを聞き合う、
これ実はお互いが疲れてしまうNGな会話なんです。
「お互いのプライベートを探る会話」はNG
私が水商売をしていた時、
基本的には相手の年齢を聞いたり、
仕事を聞いたりすることはタブーでした。
相手のことを探ったり、
相手のプライベートをさぐる会話はつまらない会話とされていたからです。
でもこれ、水商売だけではなく、
普通のデートや接客業でも同じです。
「この服どこの?」とか「週末どこに行ってたの?」とか
「趣味は何?」とか…。
自分のプライベートなことばかり相手に聞かれると、
特に男性は「もういいかげんにして…」と
面倒くさくなってしまいます。
しまいにはもう答えたくなくなって、
会話をするのもうんざり…。
あなたといることが疲れると思うようになってしまいます。
人は“あなたと私”に関わる会話していると、
自分のことを根掘り葉掘り聞かれている感じがして疲れ、
それがストレスに変わります。
それでは、どんな会話をすればいいのでしょうか?
楽しい雑談って何?
一番楽な会話ってどんな内容だと思いますか?
それは、相手のことでもなく自分のことでもなく
【間接的な何か】の話をするということです。
会話で何が楽しいのかといえば
自分のプライバシー以外のことを話しているからなんですよね。
【自分には直接関係はしていないけれど興味のある会話】が一番盛りあがります。
自分に直接関係のない話は、とても気楽に、
何も気を使わずに、
リラックスして話すことができますからね。
例えば、
最近流行の音楽やドラマの話とか、
漫画とか、芸能人の話とか、
プライバシーに関わること以外の
【お互いの共通すること】について話をしてみると、
お互いが気軽に、楽しく、会話をすることができますよ。
「オススメ」のテーマ
ただ、ここ最近1~2年の出来事だと
話がかみあわないということもありますよね。
そこで、テッパンのオススメテーマをお伝えします。
それは、相手が学生時代に流行っていた、
やっていたことの話をしてみましょう!
15歳~25歳位の頃、
ようは【青春時代の頃の話】ってとても楽に話ができるんです。
10代のころにみたドラマの話とか、
聞いていた音楽とか、やっていたゲームとか、
流行っていたグッズの話とか…。
もっと簡単なのは
相手に「学生時代は何の部活でしたか?」と聞くだけでOKです。
その部活にまつわる話をしてみましょう♪
こんな話をしているだけで、
誰も心が痛むこともなく、
楽しい雑談をすることができます。
いかがでしたでしょうか?
雑談というと深く考えすぎだけど、
好きだったドラマの話とか、
流行の歌や芸能ニュース、
好きじゃなくても
「こんなドラマあったよね~」とか
アニメの話とか流行語の話とか…。
そういう、
青春時代の話はだれにでも通用する思い出話なので、
これをマスターするだけで簡単に雑談を盛り上げることができます。
その会話の中で、相手の性格や長所を見つけていくんです。
また【雑談は直接的ではなく、関節的に】
ということを覚えておいてくださいね。