コミュニケーション

役割言葉をプレゼントして「優しさの芽」を じっくりと大切に育てよう

「優しさの芽」を
じっくりと大切に育てよう

12rank-hoyo.jpg

「優しくて頼りになる人と
出会いたい……
でも私のまわりには
そんな人が全然いないんですよ」

――その原因、もしかしたら
あなたかもしれません。
なぜなら、
人は相手にあわせて、
頼りになったり、
優しくなったり
するものなんです。

つまり、
あなたの近くにいる

「優しくない、
頼りにならない人」も、

あなた以外の
人に対しては

「優しくて
頼りがいのある人」

なのかもしれませんよ?

今回は、
「相手を優しく頼りになる人に
育てていく方法」

をお伝えします。

 

 

1.お礼に、
「相手の名前」を添えよう

相手に何かをしてもらった時、
何も言わないのは論外ですが、

「ありがとう」だけで
終わってしまう人は多いはず。
それ、とっても惜しいです!
なぜなら、

「ありがとう」を伝える時は
彼を優しい男性に変える
大チャンス!

まず、
「○○さん、ありがとう!」
という風に

「○○さん」と
名前を添えましょう。

とっても簡単ですよね。

でもこれだけで相手に
意識や興味を持っていること、

「あなたにちゃんと向き合い、
大切にしています」

という想いを伝えることができ、
結果的に
「相手の承認欲求を満たす」
ことが出来ます。

 

 

2.相手に
「良い役割」を与えよう

そして、

「ありがとう」に付け加えて、

「良い役割」を与えましょう。

役割とは、なんでしょう。

例えば、

重い荷物を
彼が持ってくれたときに
こんなふうに言ってみましょう。

「○○さん、
荷物を持ってくれて
ありがとう!
 重かったんだ、
○○さんって頼りになるね!」

この「頼りになるね」
というのが、

「頼りになる人」
という相手の役割なのです。

状況により、
このように置き換える
ことができます。

「優しいね」「頼りになるね」
「男らしいね」
「思いやりがあるね」
「気が利くね」「働き者だね」
「頑張り屋さんだね」
「しっかりしてるね」
「努力家だね」
「面倒見が良いね」

こういった「良い役割」
介して褒めることで、

わかりやすく
感謝の気持ちを
伝えることができる上、

相手は、

「こんなことで
頼りになるって
思ってくれるんだ」

「俺って頼りになる
男だったんだ」

と無意識のうちに
気づかされます。

自分の
「役割を承認された」

と感じると人は
うれしくなるんですね。

そして、

「これくらいのことで
こんなに喜んでくれるなら、
じゃあ次も持ってあげようかな。
他のことも
やってあげようかな」

と感じるのです。
私はこれを
「優しさの芽」
と呼んでいます。

 

 

3.「優しさの芽」は
じっくりと大切に育てよう

images.jpg
これらを繰り返すと、
彼の中には、
どんどんあなたに何かを
してあげたくなる、
「優しさの芽」は、
すくすくと育っていきます。

それらは、すぐに摘まずに
大切に育てていくことも重要です。

今まで何も
してくれなかった彼が、

ある日突然、
食器を洗ってくれたとします。
そんな時に、ついつい

「どうせ洗うなら、
そのまま拭いて
食器棚に片付けてよ!
 気が利かないんだから!」

と言ってしまいそうに
なる女性もいるかもしれません。

でも、
ここはぐっと我慢
してください!

まだ芽を育てている
途中ですから。

まずは彼が行動を
起こしてくれたことに、
「○○くん、ありがとう!」
を伝えること。

そして、

「え! 食器洗ってくれたんだ、
ありがとう!
私が洗うよりピカピカだね!
スゴいな~♪」……というように、

「いつもやっている
私よりも上手!」

と言わんばかりに、
思いっきり褒めちゃってください!
例え、彼がやってくれたことが、
あなたの理想に
届いていなくても、
しっかり褒めることを
忘れないようにしてくださいね。

これを一度ではなく、
何度も繰り返すことで、

「ついでに、片付けも
してあげようかな」と、

次第に芽が育っていくんです。

 

 

褒められるとうれしい、
単純だけどそれが人間

ここまでのポイントを
おさらいするために、
まずは、自分だったら
どうだろうと
置き換えてみましょう。

とてもよくわかり、
共感できるはずです。

彼に、料理を
つくってあげました。
すると彼は……

「美味しいなぁ、
◯◯ちゃんって、
すごく料理上手だよね。

この味付けとか、
すごく俺好みだよ!
俺は幸せ者だなぁ」

と大げさなくらい
ほめてくれたとします。
嬉しくなって、
また作ってあげたく
なりますよね?

「〇〇さんは、
女性らしくて素敵だよね」

と言われたら、
女性らしくふるまって
しまいますし、
「努力家で、
いつも助かっているよ」

と言われたら、
これからも気を抜かずに
熱意をもってがんばろう!

と思ってしまいますよね。
「優しくない」と言われれば、
優しくない役割性格に
なっていってしまいますし、
逆に、「優しい」と言われれば、
優しい役割性格になろうと
頑張るのが人間の心理というもの。
それ、男性も一緒なんです。
「あなたって、
ホント男らしくないよね~」

などと、「役割」を
否定され続けていたら、
あなたに対して男らしく、
優しくしようとは
思わなくなるのは当然なんです。

 

 

「いい男がいない」と、
不平不満を言うのはもう卒業

もしかしたら、

いい男っていない!

と愚痴っている
あなたのまわりの男性は、

あなたに対して、
「いい男性」
のふるまいをする気に
なれないだけかもしれません。

つまり、すてきな男性に
出会えないのは
あなたのせいかもしれないのです。
合コンや婚活で
理想の男性を探したり、
見極めるというよりも、

あなたのまわりの男性を
いい男性にするのは
あなたかもしれません。

不平不満をいうよりも、

すすんで相手の
「優しさの芽」
を育てるような、
素敵な女性に
なってくださいね。