コミュニケーション

聞き上手がやっている、 相づちやうなずきのコツとは?

聞き上手がやっている、
相づちやうなずきのコツとは?

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好きな男性といる時はつい
「自分の話をたくさんしたい!」
と思ってしまうかもしれませんが、

モテる女性って実は
「聞き上手さん」が
多いことをご存知でしょうか?

今回は
「相手から好感を
持たれる聞き上手」
になるために心がけたい
ポイントをお伝えしていきますね。

 

 

1.「うなずき」の
バリエーションで興味を伝える

うなずきは
「聞き上手の基本」です。

「細かく、深く」または
「ゆっくり、早く」……など、

「うん」とうなづくだけでも
さまざまなバリエーションがあります。

その使い分けは
どうするのがよいでしょうか?

まず、相手が話し始めたら、
「うんうん」と小刻みに顔を
動かしてうなずいて、
話に引き込まれていることを表現し、
話し手の気持ちを盛り上げます。
新しい情報や知識を
提案されているときにも有効です。

「そういう意見も
あるかもしれないな」と思ったら、

イスの背もたれにぐっと体重を
乗せて驚きを表現する
「うん!?」、そして、
ゆっくり深く「うん!」
とうなずいて
感心していることを表現します。

「その話をもっと聞かせて欲しい!」
という時には、

イスを浅く座り
前のめりになり、
顔だけでなく体ごと
「うん!うん!」
と大きく早くうなずいて
ワクワク感を出しつつ、
場合によっては、
メモをしてみたり。

このように、
「うん」
といううなずきだけでも、
仕草や言葉を加えるのが効果的です。

これはあなたの会話の
スキルや話術はまったく関係ない
「無言のコミュニケーション」
なので簡単ですね。

 

 

2.「相づち」の種類と
テンポで心地よい合いの手を入れる

相づちとは、
「合いの手」のように
差し込むこと。

話を聞いて感じた内容によって、
最適な相づちの
バリエーションがあるかと思います。

一般的なのが
下記のような相づちでしょうか。

「うん、うん」「そう、そう」
……うなずき系の相づち

「いいですね」「わかる、わかる」
……同意系の相づち

「たしかに!」「なるほど!」
……納得系の相づち

ただし、
気をつけなくてはいけないのが、
相づちの方法を間違えてしまうと、
ただの薄っぺらい
反応のように思われてしまう
可能性があるのです。

「はいはい」「そうっすかー」
「マジで! すごいですね~」
「へー!」「やば~い」

このように、
何も考えていない
「口だけ」なことがバレバレ

もしくは、
本当は興味があっても
そう聞こえがちな相づちでは、

「こいつ聞いてなさそうだな……」
「バカにしてるのか?」
などと思われてしまう
場合があるので注意しましょう。

また、
話しにかぶさるような
「食い気味」の相づちは、

上から目線のように感じられたり、
否定的で不安や不快を
与えてしまうことがあります。

話のテンポに合わせつつ、
ややゆっくり気味の
相づちのほうが好まれます。

「うんうん、はいはい」
と同じような相づちが続くと
どうしても適当な印象になるので、

時々、

「そういう考えもありますね」

「その発想はなかったです」

など 気づき系の相づちを入れたり、

「えっ!」「そうなんですか!」

などの驚き系の相づち
入れたりするのも効果的です。

 

 

3.「要約」して会話を弾ませる

会話をさらに盛り上げ、
薄っぺらい印象をなくすには、
相手の言ったことを
「要約」して返答するのも
使えるテクニックです。

たとえば、

「この前見つけた
めずらしい焼酎が
すごくおいしかったんだよね!」

「そうなんですか」

「……うん」

という会話よりも、

「この前見つけた
めずらしい焼酎が
すごくおいしかったんだよね!」

「めずらしい焼酎を
見つけたんですか!
 気になります!」

となるわけです。

今回は要約するときに
「焼酎」や「めずらしい」
というキーワードを拾ったので、
それを展開するだけで
会話を広げやすくなります。

「焼酎って、
芋ですか? 麦ですか?」

「どこの地方の焼酎なんですか?」

「焼酎の専門店に
買いに行っているんですか?
それとも旅行へ?」

もし、

「すごくおいしかった」
というキーワードを拾うなら、

「すごくおいしかったんですか!
どんな味ですか?」

になりますよね。

「実は焼酎が苦手なんですけど、
そんなにおいしいなら
気になっちゃいます♪」

などと付け加えても
よいかもしれません!

これにより、話し手は、

「自分の話をちゃんと
聞いてくれているな」

「俺の話に興味があるのかな。
趣味が合いそうだな」

「この人ともっと話をしたいな」
などと思うようになるのです。

 

 

「もっと聞きたいな」と、
ストレートに口に出す

上記の3つのポイントが
できたら、最後に

「もっと聞きたいな」
という気持ちを
相手に伝えましょう。

どうやって?
そのまま声に出して
「その話、もっと聞きたいな~」
とつぶやくだけでOKです。

これだけで
相手はあなたに話をすることが
楽しみになります。

それが結果、
あなたと一緒にいることが幸せ

あなたとずっと一緒にいたい
につながっていくのです。

ちなみに、
今は時間がない時は、

「今の話、もっと聞きたかった~! 
でも行かなくちゃ。
ぜひまた次回聞かせてね!」

と言うと、

話を切り上げやすく、
中座しても相手へ嫌な
印象を与えません。

 

 

相手に心を傾け、
それが伝わるように
することが大事

この4つのポイント
おさえることができれば、

あなたの聞き力は上がり、

相手からは
「一緒にいると、
なんだか居心地がいい人」
だと思っても
らえるようになります。

普段から他の人の様子を観察し、
「こんなリアクションの
仕方もあるんだな!」
と勉強しながら、
聞き上手になる
リアクションの
バリエーションを
どんどん増やしていきましょう。

ただし、
「テクニックを身に着ければいい、
これさえやっておけば
聞いていなくても大丈夫」、
という解釈をしてはいけません。

あくまで聞き上手になる
リアクションは、
「私はあなたに
興味をもってますよ」

を表現し、相手に伝える手段!

話している相手に
きちんと心を傾ける、
相手に興味をもちながら
やってみることが
一番大切なポイントなんですよ。